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オンディーヌの部屋

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04.24.11:44

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  • 04/24/11:44

07.06.15:39

批評-藤維夫氏のブログから

「あるるかん」24について藤維夫氏がブログで御高評下さった。
http://plaza.rakuten.co.jp/yamagi79/diary/200904080000/

拙作の「壁の音」について
>どんどん壊したりするもの、立ちはだかることばの隠喩としてもある。
>サルトルから現代の今にまでつづいている、危機的な状況の隠喩がどうしても考えられることだ

今になって思えば、渡辺玄英氏もおっしゃったように、私にとってこの当時の「壁」とは、立ちはだかるものであり、そしてどんどん壊さなければならぬものだった。
批評は時として、作者自身にさえ気づけぬことを知らせてくれるものだと驚かされる。


また、「水盤」5について
http://plaza.rakuten.co.jp/yamagi79/diary/200905280000/

>「おびただしい鳥」は第1連では原爆投下のイメージにとらわれて、くらい予感の象徴が鳥だった。
>第2連は聖書の世界を想像し再生するヨブをかってにかさねて、暗黒の時の流れに見立てたりした。
>時代の局面を思わせる異和と葛藤の世界は憂鬱な世界だった。

暗黒一色の作品を書いてしまった。
そういう意味でいえば、まだ「壁の音」に到達できない、見知らぬ町をさまよい途方にくれている状態。
ここが当時の底辺だったのだろうか…。
作品を書くということは、私の場合、私の立ち位置を記しているようなものかもしれない。

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